[会報]ご挨拶
 
高知電友会会長 井上 淳介    2019

 
   2019年 明けましておめでとうございます。
 平成最後の正月となりましたが皆様それぞれに良き年をお迎えになられたこととお喜びを申し上げます。
 また日頃は電友会活動への多大な御協力と御支援を頂きましてまことに有難うございます。
 謹んで御礼申し上げます。

 昨年を振り返るとあれもこれも沢山の出来事は思い浮かびますが、やはり短い1年でした。
 その出来事のひとつひとつ、人それぞれに捉え方は違います。
 私如きがコメントするなぞとんでもないですが、こと災害の恐ろしさだけは共通していると思っています。
 西日本豪雨、関西・北海道の大地震、多数の台風上陸等昨年はまさに災害列島日本でした。
 地球温暖化の影響とも云われていますが、今年はどうなることでしょう。
 何事もない1年をまずはお祈りしましょう。
 南海トラフ大地震への備えを含め、災害へは「明日は我が身」の覚悟と真剣さが大切だと思っています。

 昭和が昔になり、平成が終わろうとしています。
 平成の30年間さえ、過ぎてしまえばあっという間だった様に思います。
 戦中・戦後に育った我々にとって子供の頃には「明治は遠くなりにけり」という言葉に慣れていましたが、いまや「昭和は遠くなりにけり」となりつつあります。
 元号が変わるということはひとつの時代が終わり、新しい時代が来るという期待感が感じられます。
 平成の時は40代、今は70代となっても同じ感性で捉えられたらいいなとも思います。
 「平成」の2文字を額に掲げた当時の小渕官房長官の姿が30年経っても鮮烈に残っています。
 さあどうなるでしょうか。

 どうやら我々は昭和、平成、その次と3時代を生きることになりそうです。
 (4代の人もいるかもしれません?)
 昭和の我々の育った時代は「子供が溢れて」いました。
 当時、今では考えられないような人口増問題が云われ、何かマイナスイメージで捉えられていた様に思いませんか。
 それから半世紀以上経って今や「老人が溢れて」います。
 これも高齢化社会と云われ、やはりマイナスイメージで捉えられています。
 団塊の世代の宿命とはこんなものでしょうか。
 世界一の長寿国となり、人生百年時代とも云われていますが、この世代で勝ち取った健康と長寿を無駄に高齢化社会と呼ばせてなるものかと思います。
 今こそです。
 健康で生き生きと、「人生の黄金期」を大いに謳歌しようではありませんか。

 県下900名の会員の皆様、御支援いただいておりますNTTグループ各社の皆様、今年もどうか宜しくお願い申し上げます。