皆様明けましておめでとうございます。
もう令和3年となりました。
年齢を重ね、元号が3回も変わると年毎に人生の歴史を感じる様になりました。
先ずは今年も元気で新しい年を迎えられましたことにお喜び申し上げます。
また日頃の電友会活動へのご支援とご協力に心からお礼申し上げます。
さて昨年は新型コロナウィルスに席巻された歴史的な1年になりました。
パンデミック、クラスター、ロックダウン、ソーシャルディスタンス等々聞きなれない言葉が今や完全に日本語化しました。
秋以降も2波、3波、そして今年へと続いていますが、感染防止へ自己防衛だけはしっかりやっていきたいものです。
このコロナ禍で電友会活動も大きな影響を受けました。
総会は書面審議に変更、懇親会、親睦旅行、文化講演会、忘年会等は中止となり、皆様方に我慢して頂きましたことにお詫び申し上げます。
一方会報は何とか事務局の努力で4回発行が叶いました。
秋の会報・名簿の手配りも幹事の皆様のご協力を頂きまして会員の皆様とマスク越しながら少なからず接触ができましたことにお礼申し上げます。
また女性会員有志による「お元気ですかコール」も、お陰様で順調に広がってきています。
それぞれの立場で出来ることをやって頂いていて、感謝、感謝です。
嬉しいニュースもありました。
2020年の電友会本部ボランティア活動賞に「ボランティアNTT高知OB会」が選ばれました。
NTTのCSR活動への協力は勿論ですが、観光スポット清掃、介護施設慰問等独自の様々な社会貢献活動が評価されました。
極暑の中のアジサイ剪定、暮れの寒風の中での車椅子清掃等、私も会員として参加していますが、終わった後の清々しさは何物にも変え難いものがあります。
代表の國弘さん、事務局の足達さん、メンバーの皆さん、これからも頑張ってやりましょう。
新しい年が始まりました。
昨年の今頃はオリンピックイヤーに沸き立っていましたが、コロナ禍が続く今年はどうも素直になれない気分ではあります。
効果的なワクチンの製造も進んでいるようですが、只々鎮静化を祈るのみです。
歳のせいか健康寿命が気になってきました。
元気なうちにやりたい事はいっぱいあるのにコロナのせいでと嘆いていませんか。
GOTOキャンペーンと云われてもブレーキとアクセルを同時に踏んでる様で躊躇してませんか。
元薬師寺管長の故高田好胤氏のこんな言葉があります。
「かたよらないこころ、こだわらないこころ、とらわれないこころ、ひろく、ひろく、もっとひろく」
般若心経で唱えられる「空」のこころを易しく表現したそうです。
不透明感や閉塞感の漂う今年の幕開けですが、こんな心境で居られる様に自分に言い聞かせています。
今年は高知電友会発足60年の節目を迎えます。
昭和37年の電電公社時代に発足しています。
公社から民営化・分社化へ、独占から競争へ、固定電話の全国自動即時化の時代からICT・AIの時代へ、企業としての変遷は激しくとも、60年の長きに渡りOB・OG会が継続していることに驚かされます。
諸先輩の地道なご努力に敬意を表しますとともに、何よりもNTT現役の皆様の変わらぬご支援に深く感謝申し上げます。
「還暦」を迎える高知電友会。
これからも長く在り続けるため、新たな一歩を踏み出す年だとも云えます。
「魅力ある、楽しい、頼られる」高知電友会へ向けて皆様と共に考え行動したいと思っております。
先ずはこの1年のご支援・ご協力よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、県下820名の会員の皆様、NTTグループ各社の皆様の御健勝と御多幸をお祈り申し上げまして新年の御挨拶と致します。