[会報]ご挨拶

新年の御挨拶と発足60周年記念会報によせて

          高知電友会会長 井上 淳介
                   2022


 
 明けましておめでとうございます。

 もう令和4年です。
 1年1年が目まぐるしく過ぎて行きます。
 昭和が遠くなり、平成が過去となり、令和がすっかり馴染みました。
 まずは会員の皆様の良き新年にお喜び申しあげます。

 昨年は新型コロナウィルス禍2年目、賛否両論のオリンピックがあり、突然の首相
 交代もありました。
 秋以降からは半信半疑のコロナ感染者の急減もありますが、やはりコロナウィルス
 に翻弄された1年でした。

 電友会活動も2年続けての停滞となりました。
 総会は書面審議となり、懇親会、親睦旅行、文化講演会、忘年会等も連年の中止を
 余儀なくされ、悔しいばかりです。
 ただボランティア活動は屋外で夏のアジサイ剪定や冬の車椅子清掃等例年どおり実
 施が叶いました。
 また、お元気ですかコールも続けて貰っていますし、10月の会報手配りも実施し、
 少なからずコミュニケーションが図れました。
 四半期の会報発行、幹事会等含め皆様の御協力に心から感謝申し上げます。

 そんな中で、高知電友会発足60年の記念の年でもありました。
 派手な記念イベントは出来ませんが、遅ればせながら本会報で記念号として特集さ
 せていただいております。
 昭和37年電電公社の時代から今日まで、会員の皆様の御協力とNTT グループの御
 支援に支えられ60周年を迎えました。
 幾多の先輩のこれまでの御努力に敬意を表しますと共に我々もこれから長続きを心
 掛けていかねばと思っています。
 特集にあたりホームベースのNTT西日本高知支店長、ドコモCS四国高知支店長から
 お祝いのメッセージを頂きました。
 また旧役員の皆様、現役員・幹事の皆様からも多くの投稿を頂きました。
 あらためてお礼申し上げます。
 その他にもこの60年間の高知電友会の動きを電電公社、NTT高知の動きと共に掲載
 もしておりますので、懐かしい思い出として楽しんでいただければ幸いです。
 そしてもうひとつの記念イベントとして「NTTグループ趣味の作品展」を今年3月
 に予定しています。
 高知では10年振りの開催となりますが、今回は高知文化プラザかるぽーと7階展示
 場が確保できました。
 会員の皆様は勿論、家族の方々、NTTグループ現役の皆様を含め多くの作品の出展
 をお待ちしております。
 そして沢山の皆様の御来場をお待ちしております。
 御協力宜しくお願い致します。

   さて新しい年が始まりました。
 2年以上のコロナ禍ですが、このところ説明できない?鎮静化が続いています。
 欧米等での再拡大を見るととても楽観はできませんが、何とか日本独自の終焉に希
 望を見出したいものです。

 「去年より今年は良くなる」と若い頃には思えても、歳を重ねて素直になれない自
 分がいます。
 何とか「今日より良い明日」を感じられないものでしょうか。
 高知電友会の長い歴史はNTTグループの変遷と共にあります。
 この60年、コミュニケーションツールとしての電話の時代から生活全般の基盤サー
 ビス提供の時代へ、独占から競争への変遷を含め常に時流に乗った動きをしていま
 す。
 NTTグループは、まさに「今日より良い明日」をずっと実践し続けていると言えま
 す。
 そういう意味でもOB・OGの我々は、この事業この職場に携われたこと、これから
 も電友会として繋がっていけることに喜びを感じていたいものです。

   先ずはこの1年、NTTグループの皆様にとっても、電友会の皆様にとっても、
 「去年より良い年」であります様に、「今日より良い明日」が迎えられます様にお
 祈り申し上げます。