高知電友会発足60周年に寄せて
歴代・現副会長のおもいで

末永 雄一
(高知市)

第226掲載
戻る
 新年明けましておめでとうございます。
 皆様お元気ですか、お変わり有りませんか。
 私は、第二の職場を退職して早くも三十年程になりました、月日の
 経つのは本当に早いものですね。
 電友会役員も務めさせてもらいました、観光ガイドボランティアも
 二十年余りやりました、また町内会の世話役もまあ・・この年齢迄
 生かさせてくれたものと感謝です。
 しかし、この間病気もしたし皆さんのお助けも頂きました、なんと
 いっても「健康」と皆さんとの「交流」だと思ってます。もう充分
 御存じの事と思いますが留意されて過ごされますように、年寄りか
 らの一言です。コロナも早く治まってほしいね、安心して外出した
 いわ、お元気で

糸川 好一
(高知市)

第226掲載

戻る
高知電友会に感謝
 NTTと関連会社との仕事の関連で、県外生活が長くやっと終わり
 高知に帰ってまずは、所属の愛媛電友会を退会し高知電友会に拾っ
 ていただきました。
 その内に、質問「おまん酒は飲めるかよ」、「少しは飲めます」
 「ほんなら幹事をやり」と言われ「幹事」を仰せつかることと成っ
 た。
 会合には真面目に出席し会が終わると、まず一杯、さらに追加、そ
 の他(旅行等)機会が有ればまずまずお酒と、酒に浸った高知電友
 会でした。
 そのうちある日突然に(嫌というに)副会長をやれとの指示を受け
 渋々引き受けたが、「ちゃらんぽらん」な性格は変わらず会員の皆
 様に迷惑を掛けたことと思う。
 副会長の任期中に高知電友会創立50周年(平成24年)を迎える
 事と成り、記念行事として「趣味の作品展」を開催することと成っ
 た。
 金無しの高知電友会では展示場所(美術館等)を借りる事が出来
 ず、NTTに泣き付いて東局の一階[現在のよさこい情報交流館の
 所]が空き室と成っていたので借り開催することとなった。
 当初は作品が集まるか随分心配したが、会員相互の情報、幹事の努
 力により、書・絵画・写 真・手芸品等の力作、約150点が集ま
 り展示場所の確保に苦労した。
 その上各種販売(陶器・濁酒)コーナー・呈茶コーナーと、最後は
 溢れるばかりの盛況となった。
 会員の皆様の多芸と多趣味と実力の高さに驚いた。
 私の現状は、歳を取り役員を首になり、皆様のご活躍を横目で見て
 一人晩酌をしている。

宮本潤一郎
(高知市)

第226掲載
戻る
電友会のしごと・むかしばなし
 NTTを退職して、T銀行に再就職していたある日、先輩からの「電
 友会の会計監査をやってくれ!監査は土曜日にやったら良いき」が
 はじまりで、以来16年間のご縁が続きました。
 さて当時の想い出は?と振り返ってみてもこれはという大きな仕事
 をしたとかの記憶はありません。
 庶務担当幹事(8年間)は会計を除く雑務全般の作業であり、慶
 祝、弔慰等の連絡、手配、地方本部との各種連絡、etc.で特に手が
 かかったのは会報の発行事務です。
 K副会長が引退してから私が受け持つことになり、原稿依頼、とり
 まとめ、編集など一人での処理で時間を要しました。
 当時はまだアナログ時代で手書きの原稿の字数を数えて割付用紙に
 記載といった具合で手数を要したのです。
 その後パソコンの導入・活用が各種業務で進み、処理方法も様変わ
 りしております。
 「もしもし〇〇さん、お元気ですか!」
 「うん、どうにか元気でやりよらーよ、おまんも元気かよ」などと
 雑談を交えての「お元気コール」。
 これはテルウェル四国が四国各県で進めた介護ボランティア施策
 のひとつで、高知県では「きずな高知の会」(略称)の名称で、
 お元気コール、植木剪定・草引き等家事支援の活動を行っていまし
 た。
 当初テルウェルでとりまとめをしていたが、途中から電友会の窓口
 で受け付け処理をするよう変更されました。
 電友会の目的である「会員の福祉の増進、親睦と融和を図る」とも
 マッチするものでもあり一定の効果があったのではないかと思いま
 す。
 (この施策は27年にテルウェルの方針で廃止となりました)
 土佐は酒の国、何かにつけてご縁会です。
 電友会も例外ではなく、総会、役員会、或いはOB親睦旅行等々大
 いに親睦を深めました。
 (最近ではコロナの故もあり、自粛されていると思います)。
 これらの支払いはすべて割勘であり集金の範囲内で飲食し、予定額
 になれば「おしまいでーす。乾杯!!」と当然ながらいたって明朗
 会計でやってきました。
 特に旅行では飲み始めるとピッチが早く「酒!酒!酒!」と大変
 で、どこのホテルでも「高知の人は良く飲むねえ」とびっくりさ
 れていたことを思い出します。
 昭和、平成、令和と時は移り、私は現在85歳。「血圧」の薬を飲
 みながらも「何とか元気」を維持しています。
 しかし、同い年生まれの妻が認知症となって何も出来なくなり、介
 護・炊事・洗濯等家事全般の苦労が続いています。
 年齢を重ねれば出逢いより別れが多いといいますが、新聞、会報等
 での死亡情報がヤケに目につきます。
 そろそろ順番かと身辺整理を急がねばと思うこの頃です。
 OBの皆様方のご健勝をお祈りいたします。


山ア 禎子
(高知市)

第226掲載
戻る
電友会と私
 まずは高知電友会創立六〇周年おめでとうございます。
 私が電友会に入会したのは退職と同時で早二一年経とうとしていま
 す。
 まず最初に電友会の活動にかかわったのは友人の誘いでOBネット
 に入会したことから始まります。
 OBネットにはパソコンの勉強会があり、その当時は広江さんが先
 生でHPの作り方やゲーム大会の開催にも参加さしてもらいまし
 た。
 又、高知電友会のHPにせっせと投稿したのもこの頃でした。
 OBネットの総会も開催し夜はNTTの支店長達をお招きしての懇親
 会が盛大に行われました。
 パソコンの先生方は広江さんから大須賀さんへ(大須賀さんはご逝
 去されたそうで心よりお悔やみ申し上げます)現在は島本さんを中
 心として勉強会は続いています。
 かくいう私は母の介護が始まると勉強会から遠ざかり近頃は手頃に
 使えるスマホを友としています。
 電友会本体とのかかわりは電友会入会後三年位たった時に幹事に、
 母を見送った後副会長に請われ二期四年間勤めましたが目立った活
 動をすることもなく反省しきりです。
 それでもちょっとだけ頑張った事は会報の編集委員の一人として編
 集作業にたずさわった事でした。
 高校卒業以来五〇年振りの文章作成に四苦八苦した事、つたない私
 の文章が紙面に出る度に少々はずかしい思いをした事が思い出され
 ます。
 会報の記事の中に“頑張る仲間”というコーナーがありその記事を
 書くために先輩方にお目にかかりお話を聞き退職後に地域のために
 活躍されている方や退職後の生活を有意義に過ごすために在職中か
 ら勉強をし、それを生かしてお教室を開いている方の話を聞くなど
 すると退職後はサンデー毎日時間は自分のためにのみ使おうとして
 いた私は少々反省しているこの頃であります。
 また電友会に入会したおかげで新しい友人も出来親睦旅行への参
 加・民踊サークルすみれ会で老人ホームへの慰問等日々楽しく過ご
 す事が出来ました。
 この二年間コロナカ禍で総会等全て中止になりましたが、今年こそ
 総会が開催され皆様と親交を深める事が出来ます様願っています。
 重ねて電友会が今後七十年八十年と続きます様に心より祈念致しま
 す。

刈谷 志毛雄
(高知市)

第226掲載
戻る
「諸行無常、世の中常ならむ」
 事務局から、作文を出せといわれて、さて何を書こうかと思いつつ
 最近の出来事などを書きます。
 急に寒くなって鬼嫁に「パジャマの上に羽織るガウンを買うて来て
 くれ!」と云うと「これを着いや」と云って和服タンスから若い頃
 の着物を出してきました。
 「こんなもん何であるんぞ!」と云うと「あんたが死んだとき着せ
 るつもりで置いちょったけんど、今は棺桶の中でこんなの着せんら
 しいけ今のうちに使いや!」と云われました。
 「ケッ、どケチババアめ、買うのが惜しいからやろ!」と思いつ
 つ、仕方なくパジャマの上に羽織ると結構温い。
 この着物を羽織って「死んだ時の棺桶ファッションまで変わったの
 かなー?」(諸行無常、世の中常ならむやなー)と思いながらテレ
 ビを見ていたらいつの間にかうたた寝していました。
 皆さんも寒くなったら和服タンスを調べて昔の着物があったら試し
 てみてはいかが?
 コロナで出かけられず百姓に専念していますが、イチジクに雨除け
 のハウスを建てました。
 雨除けをやるとイチジクの根本への給水が必要なので、今流行りの
 Iotの真似事をして自宅の庭にWIFI中継器(離れ屋モード)を付
 け、WIFIタイマー(スマホでタイマー設定)と電磁弁で給水して
 います、が、電源を小型のソーラーパネルと車用の中古バッテリ
 ーでやっていますので雨が続くとバッテリー切れで止まります。
 我が家のビニールハウスはお天気頼み、素人が「Iotもどき」をや
 ってみてもこんなものかなー?。
 Iotといえば、その昔、NTTでINSとか云っていましたがその時、
 新聞か何かの記事で「INS?」→ I(いったい)N(何を)S(す
 ることぞ!)と面白おかしく揶揄(?)されていた記憶がありま
 す。なかなか上手に語呂合わせをするものやなーと思いましたが、
 時代は変わってSNS、クラウド、Iot等々「なんのこっちゃ?」と
 思うアルファベット略語が多く出てきました。
 「Iotもどき」やっていますので、Iotについてボケ頭で電友会の事
 務室を思い出しながら語呂合わせ・・・・・思いつきました・・・
 ・・「Iot?」→I(いつも)O(おババが)T(たむろする)、ボケ
 じじいの内容の全く合わない略称語呂合わせです。
 電話の時代からINS、クラウド、Iotなど、我々が携わってきた
 通信関係もどんどん変化していますね。
 「諸行無常、世の中常ならむ」をつくづく感じている今日この頃で
 あります。
 コロナが落ち着いて、来年こそは、総会は無理でも忘年会は出来る
 ことを祈っています。
 皆様、またお会いできる日を楽しみにしています。

安養寺宏子
(高知市)

第226掲載
戻る
高知電友会創立60周年おめでとうございます。
 退職してすぐに高知電友会に入会しました。
 親睦旅行やゴルフ大会等に参加させていただき先輩達の元気で生き
 生きとした姿を見て驚きました。
 又、幹事の一人として会報誌の発送作業、手配り、お元気コール、
 敬老の日の記念品お届け等も楽しいものでした。
 来年こそはコロナも落ち着き総会や忘年会ができるといいですね。

 私は30数年間ソフトテニス連盟の役員として大会等のお手伝いを
 しておりましたが、本年度でその役も退くこととなりました(その
 節はボランティア賞ありがとうございました)。
 これからはゆっくり後輩や友人のゲームを観戦できると楽しみにし
 ていた矢先病気になりそれも叶わなくなりました。
 が、良い先生とお薬のおかげでずい分良くなりました。
 友人達には助けてもらい感謝しかありません。
 暖かくなり、又テニスコートに行けるように日々頑張りたいと思っ
 ております。


中村 美知
(高知市)

第226掲載

戻る
 高知電友会60周年おめでとうございます。
 私が電友会に入会したのは平成20年の春、退職と同時でした。
 信頼していた先輩からのお誘いだったので、入会はさほどのためら
 いもなかったように思います。
 その後、すぐ幹事に引っ張り込まれました。
 なにもできないからと固辞していると「封筒詰めができたらそれで
 いいから」とか言われ、頭の働きは鈍くても手足と口はすこぶる元
 気だったもんで、ついそういうことならできるかもと思ってしまい
 ました。
 おかげで(?)今では封筒詰めだけはベテランです。
 さて、60年前といえば私は中学生の頃です。
 書棚から当時の日記を出してみましたが、黄ばんでしまったノート
 に、きったない字で書かれたその頃の日常がとても懐かしく、ちょ
 っぴり感傷的になってしまいました。
 姪っ子に買ってやったアイスケーキが一本10円、旅行土産に友達
 に買ったハンカチが一枚50円、当時家族みんなで楽しんでいた大
 相撲は、ラジオ放送に耳をかたむけることから、テレビの前に集合
 することに変わったこと、等々。
 二年生のある日はノート一面に大きな字で「司ちゃんのバカ!」と
 ありました。
 どうも兄妹喧嘩したようです。
 原因不明、他に何も書いていません。
 ひとり笑ってしまいました。
 当分は就寝前の日課は何冊もの日記を広げ、思い出に浸ることにな
 りそうです。

足達 裕昭
(香美市)

第226掲載
戻る
高知電友会六十年分の一七年
 平成16年某日、ドコモで仕事をしていたら大先輩のTさん(元高知
 電友会の役員)から電話があり「足達よ!電友会へは当然入会する
 ろうねや」と言われ、即時に入会することになりました。
 それからは、とんとん拍子?に「幹事=会報編集委員」→「事務局
 長」+「ボランティアNTT高知OB会事務局長」→現在は「副会
 長」として務めさせていただいています。
 平成22年に事務局長を仰せつかった時は「宮本さんの後をようや
 るろうか」と不安でしたが、先輩方の残してくれた資料や事務局
 運営方法等がしっかり整理されていたのでそれほどの苦労は無か
 ったような気がします。
 それよりNTT時代は職場が異なる等で、ほとんどお目にかかるこ
 との無かった会員の方々と出会い、お知り合いになれた事がOB人
 生の宝物と思っています。
 特に幹事や地域の情報連絡員の皆様にはご支援、ご協力をいただき
 本当にありがとうございます。
 (思い出)
 @東日本大震災及び熊本地震の義援金お願いでは予想外(多額)の浄
  財が寄せられ、さすが高知電友会の底力はすごいと感激しまし
  た。
 A創立50周年記念趣味の作品展をNTT東ビルの空き部屋をお借り
  し6日間の日程で開催しましたが、90名の会員から152点の出展
  があり、来場者も延べ531名と盛況を極めました。
  設営から運営まで全て会員の手作りで開催しましたが、ここでも
  NTT-OB/OGパワーと技術力が大いに発揮されました。
 B会員への声掛けと御用聞き等を兼ねた会報の手配り(年1回/10
  月)を開始しました。
  東西に長く山と海に囲まれた当県では訪問距離も伸びる中、幹事
  及び地域情報連絡員の方には改めて「ありがとう」の気持ちで一
  杯です。
 その他、老人介護施設への慰問活動、会員の横田氏が長年手がけて
 いるアジサイ街道の剪定等があります。
 このように会員の生きがいに通じる諸活動ができるのもNTTグルー
 プの当会に対する様々な支援があってのことで心から感謝申し上げ
 ます。
 当会の現状は退職者の減等に伴い会員数も年々減少傾向にあり、電
 友会活動も新たな局面を迎える事が予想されます。
 しかし、当会では幸いにも若手の幹事が次の時代を担ってくれてい
 ます。
 また、地域での様々な役職等に就任し活躍する会員や芸術、スポー
 ツ、ボランティア等あらゆる分野で活躍している人材が大勢いま
 す。
 本当に心強い限りです。
 今、世の中はコロナ禍で大変ですが、これからも会員の皆様と心
 を一つにして「楽しく元気が一番」をモットーに電友会活動を盛り
 上げていきたいと思います。
戻る