南国市・佐川町でボランティア電波教室開催
                               田中 一郎(佐川町)

 あの猛暑からやっと解放されましたが、NTT−OBの皆様如何お過ごしでしょうか?
 これからは気温の変化による体調管理にはお気をつけ下さい。
 その猛暑の中私は南国市と地元佐川町で夏休み電波教室を開催しました。
 高知県電波適正利用推進員協議会(会長)と教育委員会主催で、子供や主婦層を対象としたボランティア周知啓発活動の一環でもありましたが、皆さん熱心に電波とは?ラジオは如何して聞こえるのか?未来の電波利用は?等一部DVDを使用して電波教室、そのあと実際にハンダゴテを使って、AM/FM付のICラジオ製作に挑戦3時間後子供達やお母さん達の歓声が、其々の机から音声と共に聞こえてきて、成功の様子が伝わりました。私も安堵しながらまだ悪戦苦戦している子供達のサポートに当たり全員完成しました。
 キットは牛乳パックの空き箱にスピーカーやポリュウム等の穴を上手に空けて貼り付けると、夏休みの宿題に持って行ける事も伝授しました。9月には各学校で完成したラジオは注目の的に成る事でしよう。
 今年はサポートして頂いた高知東工業高校生の中に女子高生もいて、子供達の緊張も解け和やかな中で楽しい教室開催となりました。
 私自身中学時代物理部顧問の先生からラジオの組み立てを教わり、電気技術が好きになり、NTTを含め電気通信会社等に従事したきっかけとなりました。
 サポート役の女子高生達も含めて、この生徒達の中からぜひ電気技術者に育って欲しいと思いつつ、アンケートでもハンダ付けは難しかったけど、貴重な体験が出来た。電波の大切さが良く分かった。など喜んで頂き満足のいく両教室開催でした。