黒岩靖夫さん(香南市)
「電友会ボランティア活動賞」受賞
 −地域活性化のお手伝い−

  第24回「電友会ボランティア活動賞」 の表彰式がさる、11月27日、東京の 「ゆうぽうと」で行われ、全国でボランティアに取り組んできた団体7件、個人36件が表彰されました。
 この43件の仲間とともに、高知電友会の黒岩靖夫さんが栄えある個人表彰を受賞しました。
 黒岩さんは、平成15年退職後、地域の社会教育委員や文化財保護委員を歴任、その行動力と人望を買われ、平成18年からは「西川地区まちづくり協議会」会長、「西川地区公民館」館長として、年間をとおして地域内で各種交流行事を開催し、住民間の交流を図ってきました。
 また直販所「あぐりのさと」の運営を通して地場産品の販売等を行い地域の活性化に尽力してきました。
 しかし、高齢化や人口減少、農業の担い手不足、それに伴う遊休農地や耕作放棄地の増加など課題が山積していました。
 この課題を何とかしようと、平成25年からは高知県の推進している「集落活動センターを核とした集落維持の仕組みづくり」 の一環として「西川地区集落活動センター推進協議会」を発足させその会長として、様々なモデル事業に先頭に立って取り組みました。
 その模様はテレビ、新聞等で度々取り上げられ、県民の注目を集めています。
(主な行事等)
○元旦マラソン・どんど焼き・ふれあい運動会・ 夏祭り・敬老会等の開催による三世代交流
○高知大学や高知工科大学と連携した耕作放棄地復元、解消策の実施・有用植物の発見。

(黒岩氏談)
 このような栄えある賞をいただけたのも、電友会のお陰で、大変嬉しく有難く思います。
 今後も、地域の住民が支え合い、助け合い、住民や訪れる人が楽しく幸せを感じることが出来る仕組みづくりによって、集落への「愛着」や「誇り」を感じながら「今後もここに住み続けたい」という思いを大切にしながら、ふるさとを次世代につないでいく事のお役に立てればと思っています。