数年前、先輩から香南市に見事な「あじさい街道」があると連れて行ってもらいました。
結構高い土手の側面と、その上の水路脇の道の両側、たっぷりのあじさいの花のきれいさにびっくり。それから毎年花見に行ってます。
今年は先輩から「花見だけじゃなく、剪定作業にも行ってみんかえ」とのお誘いがあり初めて参加しました。
七月八日、お天気はどんよりとした曇りでカッパ持参でしたが、なんとか雨らしき雨は降らず、ボランティア参加者二十六名、汗ボタでの作業になりました。
初めての参加は私だけだったようで、毎年参加されている方々の手際の良さで、次々と咲き終わりの花を切りながら形を整えていきます。
切った花や枝を片付けるのも手なれたものです。
予定していた範囲と土手の斜面の一部で作業は終わりました。
蒸暑い中での作業で疲れましたが、目の前には何倍もの範囲が残っています。
近くにお住いの横田先輩は、日々の剪定や株の植替等々、長年全体のお世話を続けてこられているとのこと。自宅の隣の広い畑に沢山のあじさいを育てていて、植替え用だとおっしゃっていました。
今回作業に参加して、「あじさい街道」に関わっている方々の存在を身近に感じ、来年咲くあじさいの花が更に待ち遠しく思いました。
（小野川 紀代香記）
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