ECOでん−ライフ 第187号掲載
幹事・編集委員
 黒岩靖夫
  自然エネルギー国家を
 テレビドラマ 「北の国から」 では北海道の田舎で水道も血珊い、電気も無い、そこで沢からパイプで水長引き、電気は風車で起こす生活をしていた。
 我が家もこのドラマのように昔は水は沢から、そして自宅庭の井戸からと2ルートで取水し、風呂や炊事場には釣瓶で井戸水を汲み上げて利用し、風呂は五右衛門風呂で山から切り出した薪を炊き、台所での飯炊きも竃(かまど) に薪であった。昔の歌に「こんな私に誰がした」という言葉があるが、国の政策?でオール電化が推進されて様変わりしてしまった。そこで、
◆風呂は太陽の恵みであるソーラー温水器と薪 と灯油の3ルートで利用、餅や味噌は屋外の 竃で薪を炊いて蒸している。
◆トイレは温水便座の温度を下げて利用している。
◆冬の寒さしのぎと健康のため、地元特産の生 妻を食して、運動・ストレッチ・足踏みで体 を温め暖房温度設定を少しでも低く抑えている。
ECOもやはり自然な形で生活に取り入れるのがポイントと思うので、地元の生妻の活用、アイデア節電に心がけたい。
 しかし寄る年波で電灯消し忘れ、エアコン消し忘れ等逆エコの多いことを反省している。 農村は自然エネルギーの宝庫と自負している。 小川で小水力発電、山の薪で火力発電、風の力で風力発電、太陽光発電と、原子力に依存しない自然の恵みから快適なエコライフのできる自然エネルギー国家に繋がってほしいと願う。