ECOでん−ライフ 第189号掲載
山崎禎子
 私とエコという言葉の出会いはもう数年前になるだろうか、近所の老婦人が 「近頃テレビや新聞でエコエコと言うけんど、あれはどういう意味」と聞かれました。
 私は「間違うちょったらいかんき、ちゃんと調べてから教えちゃおきにね」と回答保留。 私の先生のパソコンで検索、エコとはエコロジー(生態学、環境問題対策)又はエコノミー(経済又はコストが安い)の事で、それぞれの言葉を略してエコという和製英語で、其の事を早速おばあちゃんに教えた事でした。
 お陰で私も勉強することが出来ました。
 さて本題の我が家のエコとなると最悪かもしれない。
 電気は幾部屋もつけっばなし、テレビもつけっばなし消すと寂しいし、先日ある週刊誌で消費電力の一番高いのは大型テレビであるとも書かれていたのでちょっとは節電に協力しなくてはと思案していると友人日く、声が聞こえなくて寂しいならラジオが一番と教えられた。
 照明も一つ消して少々暗いのは我慢しようと早速実行した。また友人のTさんが四国電力で習ったことはエアコンはつけたり消したりするよりは二十八度に温度設定をし暑ければ扇風機を併用することが節電に一番いいことだと教えられたそうです。なぜならエアコンをつけて設定温度になるまでが一番電力を使うそうです。
 手軽に出来る節電なので我が家も早速扇風機を購入し実行することにしました。
 次に水についてですが高知]巾の水道モニターを経験させてもらった時に、水道水の出来るまでに大勢の人達がかかわり安全で美味しい高知の水が出来ることを知りました。 高知の水道水の美味しさは全国でもトップクラスのようです。
 鏡川と仁淀川ブルーといわれ日本一美しい清流に恵まれ、渇水期に水圧が少々低くなることがあっても、水道水が出なくなることがないことに感謝しなければいけないと思いました。
 世界各地で少雨のため耕作物が出来なくなったというニュースを聞くたびに、水は蛇口を捻ればいつでもどこにでも出るものと思っていた私は、世界的に水が大変に不足している事を知り、生きる源である水を本当に大切に使わなくてはと思いました。
 「私ひとりだけなら使ってもどうということはない、こればあのことはかまんろう」という気持ちが無駄の始まりだろうと反省しています。
 限りある資源を大切にしましょう″ いい言葉ですね。
 ※「私はこんなことしてますよ」と、皆さんのエ コのとりくみをご紹介下さい。長文でなくても 結構です、電友会へご連絡ください。