ECOでん−ライフ 第200号掲載
  幹事 田所秀二(南国市)
 最近巷では何気ない話題の中で必ず出てくる「エコ」という言葉、もともとは二つの意味からきているらしい。その一つは「エコロジー」で、生態系の中での生き物の生活と環境との関係、もう一つは「エコノミー」ともいわれるものである。これは「経済」のことであって、環境と経済は切っても切れない関係があるといわれている。要するに「エコロジー」と「エコノミー」は車の両輪であって、どちらか一方が欠けても人間が安全で快適な生活を送れなくなるといわれている。
 さて、先生方の難しい言葉はさておき、自分を含め周りのエコへの取り組みはどうなっているのかしばし考えてみると、世間で言われているほど考えていないことに気が付いた。
 まずスーパーなどで使っているレジ袋削減運動で、わが家も買い物に行くときは「マイバッグ」なるものを持って行っている。このレジ袋、実は石油の捨てられる成分から作られていると聞く。そのレジ袋に代わって、純粋な石油の成分から「エコバッグ」を作ろうとメーカー等は言っている。私はどちらかというと、エコを選ぶならレジ袋と思う。
 次に今原発等話題の電気に目を向けると、最近、冷蔵庫を買い替えしたが、検討した点は機能もあるが一番は電気の消費量。チャンとエコを気にしているようだが、購入後の冷蔵庫の中は食品がぎっしり入って効率が落ちている。結局はエコからほど遠い状況だ。。
 また、趣味で作っている野菜に目を向けてみると、素人が作っている野菜は売っているものより姿・形が悪い。しかし無農薬で美味しいときているから家族には好評だが、いざスーパーへ買物に行くと、やっぱり姿・形がきれいで見栄えのいい野菜を買うようになる。農家の方々は、見栄えの悪い野菜は処分していると聞く。なんと勿体ない話だ
本気になって考えなければ、次の世代の「安全で快適な生活」を迎えるのは難しいかもしれない。
 我々も、明日からは「エコ」を本気で考える必要がありそうだ。

 ※「私はこんなことしてますよ」と、皆さんのエ コのとりくみをご紹介下さい。長文でなくても 結構です、電友会へご連絡ください。