ECOでん−ライフ 第204号掲載
  川村 友紀雄(香南市)
この冬の行状記
 意識してエコを心掛けているわけではないが、これへの投稿を依頼され、良く考えてみると、結構エコな日常を過ごしているのでは?と、思います。
 その生活ぶりを紹介すると、毎日、朝から畑で四季折々の野菜・果実を育てています。
 わずか2反程の土地ですが一人で作るには十分な広さで、日々の作業には事欠きません。
 ひねもす畑にいりびたっています。
 雨降りでも道楽で作ったハウスの中で水耕栽培のトマトが世話してくれるのを待っています。
 そのような事で家でじっとしていることは殆どなくテレビやエアコンの使用はしれたものです。
 ただし我が家として見れば、パートで働いている妻が在宅時は、殆どテレビにかじりついています。
 また、娘と孫が来た日(近くに住んでおり週3日は来る)にはテレビ・エアコン(夏・冬)使い放題。  エコのエの字もありません。
 もっともこれは可愛い孫のため、エコには目をつぶっていてもらうしかありません。
   話は変わりますが、一昨年に次女が出産、昨年は長女が出産。
 今年また、次女が間もなく出産予定で3年連続の孫誕生で喜ばしくもあり、且つ、忙しい年が続きそうです。
 その孫たちに使うオムツは今や紙オムツで使い捨ての時代。
 われわれの子育て時代に比べ随分利便性は向上しています。
 地球に優しいという観点から見れば、紙オムツに限ったことではありませんが、現代社会そのものが生活の質の向上に反比例してそうでない方向に進んでいるように思います。
 元に戻って、自分自身のエコについていくつか書いてみると
1.健康第一
  70の大台に乗りました。頭の中は人(それ以上?)に老化が進行し足腰も衰えを意識するようになりました。
  しかし、そのほかは毎年の健康診断の結果も良好で薬や医者の世話になることは殆どありません。
  現役時代高かった中性脂肪も、畑を始めてからこのかた、正常値に治まっています。
  精神面についても好きでやっていること。
  ストレスは全くありません。
  体調を崩せば非エコに直結します。
  毎日の晩酌が出来るよう健康にはそれなりに気配りしています。
2.地産地消(=省エネ)への貢献
  育てた野菜や果実をスーパーマーケットの産直市に、毎日出店しています。
  些細な量でとても貢献と言えるほどのではありません。
  私自身の気持の問題ではあります。
3.車の省エネ運転
  昔、社員に指導していた手前、自分自身、身についてしまった運転方法です。
  急発信、急加速はしない。
  信号待ちではゆっくりアクセル踏んでスロースタート。
  待ち時間の長い信号(国道への入口等)ではエンジンストップ(夏場は暑いのでしない)を実行しています。
4.エコキュート、オール電化
  6,7年くらい前だろうか、それ迄の電気温水器をエコキュートに、台所のガスコンロをIH調理器に取換えオール電化としました。
  従来に比べ光熱費は大幅にダウンする効果がありました。
  また、我が家から火の気を無くすことで、間もなく老いぼれてくる夫婦二人の暮らしによる、火災の危険性も減らせる筈です。
5.その他些細なこと
  石鹸は100%使いきる。
  薄くなった石鹸を使用後新しい石鹸に圧着ししばらく放置するとくっついて使いきることができる。
  これは単身赴任の中で身に着けた知恵。
  散髪は4ヶ月に1回のパース(現役時代は2ヶ月に1回)。
  よほど伸びてうっとうしくなるまで行かない。
  伸び放題でも畑の野菜たちは何も言わない。
  最もこれは行くのが億劫なだけのことです。
  (ただし、これがエコに該当するかどうかは?です。)
  究極のエコは自らCO2を出さない。   何も消費せず、墓の中でじっとしていればよい話ですがまだまだその気になりません。
  少しでも永く現状の生活を続けていきたいと思っています。

 ※「私はこんなことしてますよ」と、皆さんのエ コのとりくみをご紹介下さい。長文でなくても 結構です、電友会へご連絡ください。