|
|
|
第206号掲載
小松 崇敏(香南市) |
|
|
|
|
|
50年後の人類 |
我々の子供や孫たちが生きている世界を想像してみたい。人口増加・気候変動・食料、水エネルギーの不足といった問題はどのようになっているだろう。
この二十一世紀人口は、今世紀半ばすぎには100億人前後に達する試算もあります(日本の人口は減少)
それに対する食料は確保出来るのか……耕地面積は限りもあり増える望みは少ない。
最も懸念されるのは、気候変動です。人間の産業活動を原因とする地球温暖化による異常気象は世界各地で大干ばつが進み、水不足が発生しています、又温暖化に伴い海面上昇が起こる可能性もあります。
日本においても「ゲリラ豪雨」が各地で発生し、河川の氾濫、都市部の下水道マンホールから噴水する光景など、昔はあまり見られなかったことが起きています。又地震と津波による災害のリスクが高まっており、南海地域の巨大地震についてもマグニチュード8〜9クラスが想定され高知県において各地で避難タワーの建設が進んでいます。
先日発生した福岡市博多駅前の大規模陥没も地下鉄工事が原因と報じられています。大都市の地下は掘りつくされ、地下社会となり、大地震にどれだけ耐えるのか疑問が残ります、人間が創造したものは、いつか崩壊するのです。
地球は、今傷つき汚されている、原因は人間の産業活動による生態系の変化だと思えます。人間が地球に為しきた行為に対して反乱を起しているのではないでしょうか?
次に人間が地球で暮らすために必要不可欠なものが食料・水・エネルギーである、地球の化石燃料が有限であり、エネルギー資源の枯渇は人口増加に伴ない、さらに早まる可能性がある。化石燃料を効率的に使用する方法を考える必要がある。また化石燃料から脱却できる方法として太陽光・風力・原発等々あるが…それぞれに問題が多く残されている。
そのための世界の科学者でクリーンエネルギーのため「宇宙太陽光システム」について議論されているようであるが、我々の子供や孫たちが50年後も安心して生きれる社会のため早期実現を望みたい。
なお我々凡人も日常生活においてグリーンコンシューマー10原則を実行する努力を忘れてはならない。
@必要なものを必要な量だけ買う
A使い捨て商品ではなく長く使えるものを選ぶ
B包装はないものを最優先する
C資源とエネルギー消費の少ないものを選ぶ
D環境汚染と健康への影響の少ないものを選ぶ
E自然と生物多様性をそこなわないものを選ぶ
F近くで生産、製造されたものを選ぶ
G作る人に公正な分配が保障されるものを選ぶ
Hリサイクルシステムのあるものを選ぶ
I環境情報を公開しているメーカーのものを選ぶ
「エコロジーの環境探偵団より」
|
|
※「私はこんなことしてますよ」と、皆さんのエ コのとりくみをご紹介下さい。長文でなくても 結構です、電友会へご連絡ください。 |
|
|