ECOでん−ライフ 第213号掲載
  松丸 純二(高知市)
プラごみが気にかかる
 今年の夏は梅雨明けからの猛暑でECO「電」ライフは早々とギブアップ。
 命あっての物種と連日エアコンを入れっ放しで寝た。
 ところで昨今新聞紙上では「使い捨てプラ製品全廃へ」「世界のプラごみ年3億トン!」等プラごみ問題をよく目にするようになった。
 今、巷のスーパー・コンビニ等の惣菜売り場では、少人数家庭向けに食べ切りサイズの量のものが多種並べられている。
 ここでの商品は、大半がビニール袋に入れられ、プラスチックトレーに乗せられ、ラップできれいに包まれたりしている。
 高齢者二人暮らしの我が家。
 日々の食事は食べる量が減ってきており、料理は量で勝負の時代は終わり、少量でいいので数多く並んでいる方が幸せを感じる。
 我が家の料理人、料理は手間も時間もかかるし、夏の台所は暑いし、生ごみは出るしと、今はすっかりスーパーの惣菜ファンとなっている。
 (全てをそれで済ましているのではない。念のため・・・)
 その結果か、我が家のプラスチックごみは少し多いのではないかと気にかかることもある。
 これらのプラごみが、今問題の海洋汚染等を深刻にしているのかと思うと、少し心が痛い。
 せめて再資源の活用には貢献しようと、分別だけはきちっとやって心を慰めている。
 しかし一方、我が家では食べ物の無駄が殆ど無い。廃棄食品が問題となる「食品ロス」の面から見たECOは◎である。
 年齢とともに収入も減り、気力・体力・思考力も衰え、行動範囲も狭くなり(夜の街は別のようだが)、生活全体が「ECOライフ」になっているこの頃である。



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