ECOでん−ライフ 第216号掲載
  山崎 禎子(高知市)
私とエコ
 私は日頃エコの事をあまり考えて生活をしていないのでエコを語るのはおこがましいが、しかし一ヶ月に一回必ず真剣に考える日がある。
 それは電気代と水道代の請求書が来た時です。
 特に冬場と夏場に顕著に表れる利用料金の多さ!
 あの時は来客が多かったのでエアコンの利用が多かったとか、色々と頭の中で言い訳を考える。
 とりあえず少し利用量を減らさなければと電球類はLEDに替え、古くなった使用頻度の高い電気製品は省エネタイプに変えたが、あまり効果は表れていない。
 又、電気の消し忘れ、特に階段とかトイレ、テレビのつけっぱなし、時には水の出しっぱなしもあるので気を付けなければと思っています。
 私はこの頃、水も無尽蔵ではないという事を身をもって感じています。
 田舎の家の隣を流れる小川が全く水音が聞こえなくなった事です。
 まあまあ流れのある小川ですが、上流に行って見ると素人では修復不能な倒木や崖崩れがあるとのこと。  役場も、あまりにも改修工事が多いので修復の順がなかなか回ってこないとのことです。
 この水を使って田圃に水を入れているお百姓さん達は水が少なくなったら困ると話していました。
 谷の水はお百姓さんのものだと思っていましたが、良く良く考えてみると、その水が大川に流れ込み、そこからみんなの飲み水を取水していることを考えると、山の荒廃は私達の日常生活にいずれは大変な影響をあらわして来るだろうなと思いました。
 限りある資源の無駄遣い「私だけだったらかまんろう」と思う事をやめて、エコがエゴにならない様に、寒いときは太陽のぬくもりにありがたみを感じ、暑い時は大川から吹き上げて来る涼しい風をいつくしみ、限りある資源を大切にしようと思うこの頃です。



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