ECOでん−ライフ 第217号掲載
  和田 由美(高知市)
令和の星に願いを
 以前、中年の星と評判になり、我々中高年に夢と希望を与えてくれた宇宙飛行士の油井亀美也さんが宇宙へと飛び立った時、「宇宙から見た私達の地球は息をのむほど美しい」とのメッセージが送られてきた事があった。

 長野県阿智村に「日本一星のきれいな村」があると言う話を聞いた。
 人々はただ満天の星空を観るためだけのナイトツアーに参加する。
 山の上の草原にシートや寝袋を敷いて寝転がる。
 陽が沈み、やがて夜の帳がおりると、空に星が姿を現す。
 漆黒の闇に包まれると、降るような星がまたたく。
 人々は黙して美しい無数の星空に見入る。

 何年か前、四万十町松葉川の温泉に出かけた冬の帰り道で、私はそれ迄に見た事のない、満天の星を見る事ができ感動した。
 車を停め、外に出て、暫しそのきれいな星空を見上げ、見惚れた。
 まるで語りかけてくるような無数の星を見ながら「あゝ、子供の頃はこんな夜空だった」とその昔に想いを馳せた。

 私達の住む街では、人工的な灯りのために、近年では見える星の数がめっきり少なくなった。
 人は手に入れた便利さ・快適さはなかなか手放せないが、このかけがえのない美しい地球を守るために、私達はどうすれば良いのか、そして未来を託す子供達に今できる事は何かを燦然と輝く星を見ながら、考え、実行していく事にしようと思う。

 流れ星を見ると、つい「金!かね!カネ!」と願ってしまう俗人で愚かな私でも真剣にそう思うこの頃である。



 ※「私はこんなことしてますよ」と、皆さんのエ コのとりくみをご紹介下さい。長文でなくても 結構です、電友会へご連絡ください。