随想
高知電友会会報の手配り報告記
田中 一郎
   今年も会報十月号を年一回会員宅へ手配りする時期がやって来た。各地で配布されている役員さんご苦労さまです。
 私の受け持ちは地元佐川町半分と斗賀野・加茂・日高村と地理的に広範囲であります。配布日は稲も黄色く色づき、空は青く澄み渡り、赤とんぼが舞い気持ち良い日であった。何時も山間部は落輪してはと、麓に車を止めて会員宅目指しての急坂は体に心地よく響く。
 ・昨年まで在った家がない。場所を間違えたか困って尋ねた新築が会員宅村道の拡張工事で最近建て替えたとか、良かった。  ・もう一軒は豪華な邸宅で瓦の吹き替え真最中、作業を邪魔しないよう玄関へ、雨漏りがし出したとか、体も吹き替えしたいがそれは無理かと暫し体と植木の談義。  ・次のお宅は丁度NTT社員でもあった息子さんが、稲刈りで帰られており、お二人とも私と一緒に仕事した仲でもあり、三人で昔話に花が咲き小一時間。稲刈り準備中すみませんでした。  ・下の小屋に自転車が在れば家に居ると教わっていた御宅。自転車は在るし敬老の日にお祝いをお届けした御宅、登って行くと留守である。やはり入院継続中であると聞く。九十歳を超えて自転車で颯爽とスーパーへの御姿を早く拝見したいものである。
 ・次は奥さんが私と幼馴染の御宅でも三人で長時間幼い頃の思い出話をする。  ・次は主人も少し呆け気味で、今年は会費の納入に行くのが遅くなりどうしようかと迷ったと言う奥様に、家に上ってと言うご主人ともお話しが出来、会報は毎号見ているとの事でしたので今月号に手続きが出来る用紙がありますと引き続き継続をお願いした。
 (まとめ)
 会員宅探しは地図では解らない箇所が今でも二、三か所あり、今年も迷い行ったり来たり。私自身の記憶力の衰えも隠せませんでしたが、不在や病気で会えなかった4人の方を除き、皆さん仲良く夫婦でテレビ鑑賞中であった御宅や屋外で庭や近くの畑、山の手入れをされていた方(中でも一番多かった)。老人会の集まりに参加されていた方、子供さんやお孫さん達に囲まれて皆さんそれなりにお元気で余裕を持った幸せな日々をお暮しでした。(安心)
 初めて面識の無いお宅を訪問した時、悪徳セールスか怖いおじさんに勘違いされたか、迷惑そうなお顔がNTTのマークが入った封筒を差し出すと、途端に表情が優しくなり貴方は何処の局で勤務されていたのですから話が弾み、今では気心も知れ懐かしい年一回訪問してくるお兄さんに昇格しました。
 今年は毎年会えなかった懐かしい先輩や新たに会員となった後輩達ともお会い出来、運動不足の体は汗ばみ、雲が夕日で赤く染まる空となった頃、会報の手配りと情報収集活動を無事終えました。この時期加茂地区から見える夕日は山並みと相まって本当に素晴らしかった。
 会員の皆さんお忙しい中ご対応ありがとうございました。