随想
ひとりごと   239号  高知市 小川 渡
 

 現在、実家の97歳の母親を介護している。いわゆる老老介護である。
 若い頃は、他人事だと思っていたが、現実のものとなった。
 今、日本には、何百万の人がいるだろう。
 今後は、何千万人に増えると思う。
 現在、世界のトップに、私より年上のリーダーが何人かいる。
 某アメリカの大統領、某ロシアの大統領などである。
 本来なら、高齢者の希望の星であるはずだが、問題は、その考え方、政策である。
 戦争や地球温暖化のリスクが、更に高まったといえる。
 昨年、入社同期の友人や、私より6歳も若い後輩が亡くなった。
 人間、明日、何があるか分からない。
 やなせたかしさんが、言っていた「今日が最後の日だと思って、一日、一日を悔いの無いよう
 に、懸命に生きる」ことが大事だなと思う今日この頃です。