お元気ですか・タイトル
海がめとの出会い  在職中は休日に自宅から近い桂浜・花街道をママチャリで気分転換していました。
 今年4月から毎日日曜日になり、気分転換が体力増強?になっています。
 8月の雨の日暮れ前、以前より気になっていた花街道の海がめの卿化場で3〜4人が柵の周囲から中をじっと見つめており、気になり浜辺に下りてその輪に入った。
 今夜海がめが卿化(穴から出て来る)しそうとの事。チャンス!とばかり小雨模様のなかカッパを着て4〜5時間ほど粘り、暗闇の砂地から60匹前後の小亀に出会う事ができた。待つ時間のドキドキ感・出て来た時のあの感動が体に焼きついた。
 その日から毎日夜勤、それもカメラ持参で。
 8・9月で5回くらい卿化場面を撮影する事ができました。
 また、波うち際で小亀を見送っている時「親亀」と遭遇、足元すれすれに寄ってきた。感動と緊張で血圧が急上昇、息を潜め電池切れを心配しながら撮影もできた、闇夜の浜辺で命をかけた大きな親亀と1対1で居ることに少し恐怖を覚えた。
 亀の卿化も組織的に運営している事が次第に判りかけました。
・キーマン(艀化場で昼夜の世話役)の存在・小学校教育の一環(飼育観察と放流等)
・地域住民との協調
・国土交通省との協力
 昨年は75回の産卵をしたようですが、上陸した親亀が毎回産卵すると限らないみたいです。今年は8月下旬で3600個の卵を保護し1100匹が海に帰ったようですが、この内、数十年後にアメリカ西海岸からこの浜辺に帰り産卵するのはほんの少しだそうです。
 海がめとの出会いは2ヶ月でしたが、海がめの知識と亀を保護する人との出会いもあり、貴重な体験をする事ができました。来年も親亀がここの砂浜を良い産卵場所として上陸する事を願っています。


槙尾豊三(高知市)


第186号掲載
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夢は世界一周船の旅  今春NTTを退職。
 42年プラスー年、電電公社時代からNTTまんで無線一筋でお世話になり4月から株式会社エクシオ三幸でお世話になっております。
 家族は妻と二人と年老いた犬。趣味は若い頃はいろいろやりました。
 切手収集、模型作り、野球、ソフトボール、ゴルフ、カメラ、磯釣り、
音楽(バンド)、絵、etc・・・今は服にシミ付けるくらい。たまに妻と気ままにドライブ、日帰りか1泊位のツアー旅行に行くことも最近はチョット減ってきてます。
 それと言うのも、車での旅行は愛犬も一緒に行ってたものですが14歳になり同行が難しくなった老犬の世話と、毎週末は田舎で一人暮らしをしている母の世話と実家の維持、草刈etc。
 それと、半径5〜6キロメートル内の西と東に嫁いだ二人の娘がそれぞれ男女二人の孫と陣取っておりますゆえに、毎週末はどちらかの孫が来て爺と婆をこじゃんと「あえて」くれます。
 可愛い、うれしい・・・も二日もすれば心身共に異変が起きてまいります。月曜日は会社で疲れを取っております。
 体力は、かたや成長、かたや衰えアンバランス、バラバランス状態じゃものそりゃ無理。
 まだまだ体力を温存しておかないととても持ちません。これから明るい未来を築くためゆったりと、多少飲める酒をたしなみながら、焦らず唯一残っている趣味の磯釣りも船か堤防辺りで体力の消耗の少ないところにして、たまに小旅行に行き、あと宝くじで3億位当たり、年に一、二回海外旅行に、できれば船で世界一周位できれば、とそんな地味な老後を考えている今日このごろです。

村上博彦
(高知市)


第186号掲載
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 地域のためにと、頑張っています   退職して17年、光陰矢の如し、本当に月日の経つのは早いもので、頭は総白髪となりました。
 しかし、口は元気で、地域のために出来ることなら何でも役立とうと、安芸市をはじめ、地域の役員等、多くの団体のお世話をし、昼夜を通してほとんど家にいません。
 そのおかげで色々な分野で友人が出来て楽しい老後をエンジョイしています。
 妻は陶芸工として、家業の内原野焼の火を守りながら二反の畑で年中野菜を作り、地場産市場へ出荷し、私は助手として頑張っています。
 また、NTTの仕事もさせていただき、地域共生の為、本当に充実した日々を過ごさせてもらっています。
 我が人生に乾杯!


福留章
(安芸市) 


第186号掲載
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 第二の青春を迎えるにあたって   昨年四月末、長くお世話になった電電を退職し、関連の協会に就職させていただきました。
 知、東京、愛媛、香川と様々な部門で仕事をし、齢五〇を前に安芸支店に軟着陸してからは基本的に高知一筋で最後は、昔語りにも懐かしい情案で五年間勤めました。
 馴染みの薄い業域のため気苦労があったのか、心筋梗塞を患い死線をさまよいましたが、無事生還、それからは低山トレッキングと第九の合唱を通して健康増進に努め、完全禁煙も達成しつつ、齢六〇の健康的な第二の青年期を迎えています。
 これからは、謙虚で皆様に嫌われないお年寄りを目指し、日々学習しながら、また、今まで支えてくれた家族のため、役に立つ便利な家庭要員になろうと思っています。
高知市内北麓で、ささやかな家庭菜園を経営しながら晴耕雨読で、行けるところまで行こうと思っています。
濱田省三 
(高知市)

第186号掲載
  [投稿のページ[お元気ですか] 
時は流れて  NTT退職後十三年目に入り時の流れの速さを実感しています。このまゝだと寅年に古稀を迎えることになりそうで、今まで健康でいられた事に感謝しています。
 現在はNTTグループ会社から設備調査の仕事を請負って山間部等を駆け巡っています。
 年をとるにつれて身体能力の低下や手足の可動範囲の縮小を肌で感じています。それは木の枝を掴んだつもりが掴んでいなかったり、障害物を跨いだつもりが蹟いたりの事象となって現れます。
 健康維持のためには歩くことや身体を動かすことが効果的だと言われているので状況が許す限り今の仕事を続けたいと思っています。仕事中に怪我をしないための心構えとして「急がば回れ」を念頭に置いています。
 有難くないのは蛇や雀蜂とのニアミスという不都合な真実です。
 温暖化の影響かどうかは不明ですが12月1日の蛇との遭遇には吃驚したが、相手もたまげたのか柳瀬川の方にコケ逃げしていました。 より一層安全に注意して仕事をしながら健康維持を図って行きたいと思っています。
 終の棲家で妻と二人で慎ましくささやかに暮らしているかと思いきや、実はそうでもないのである。
 決して寡黙ではないつれあいは、政治、経済、芸能、スポーツに至るまで不満や怒り、疑問等があると私にマシンガントークの先制口撃を仕掛けてきます。 全てをジックリと聞いたうえで私はおもむろに格調高い「爺爺放談」で応戦しているが戦況は押され気味である。
 「負けるが勝ち」をモットーにこのスタイルを貫いていきたいものである。共通の楽しみは遠くに住んでいる孫たちの健やかな成長を願う事で、年に一〜二回高知に帰った時の孫たちとのふれあいを心待ちにしています。
 私自身の希望は好きなゴルフを出来るだけ長く続けて行きたいというごく平凡なもので、"素振りシングル"のニックネームがついたま
まになっています。「継続は力なり」を一途に信じて諸般の事情が許す限り、続けて行きたいと思っています。
森敏
(いの町)



第186号掲載
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