次の南海地震に備えて 

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第173号掲載
〜家具の転倒防止など〜
   大きな揺れによって、部屋中の家具が倒れ、耐震性の低い家やビルが倒壊することにより、人が亡くなったりケガをしたりします。
   また、割れたガラスや散乱した食器でケガをすることもあります。
   阪神・淡路大震災では、死亡やケガの原因の約八割が家具などの転倒落下や家屋の倒壊によるものでした。
   家具の固定と家屋の耐震補強をすることで、揺れによる被害をほとんどなくすことができるのです。
   また、窓ガラスの飛散防止や食器が散乱することを防ぐことでケガを防ぎます。
(1)家具の転倒防止
●地震の揺れで家具はどうなるか
      転倒・ロッキング(歩き)移動・揺れ・ジャンプ・落下をするほか、床面をすべります。
●対策のポイント
   @じゅうたんや畳には背の高い家具は置かない。
      背の高い家具は、柔らかい床よりも硬い床の上に置くように。
      二階以上の場合には特に必要でず。
         ※じゅうたんや畳よりも板の間の方が安心
   A下に重い物を、上に軽い物を収納する。
       家具の上にはガラスとかアイロンのような危険な物や、テレビなどの重い物を置かないようにする。
   B耐震金具を使用する。
      耐震金具は安い保険です。
     使用する目的や場所に合わせてお選びください。
     壁に穴をあけられない場合
●後ろもたれ気味に置く。
     家具は少なくとも垂直に置いてください。
     下をわずかに前方に出して上を壁に付けて置くと安心です。
●金具は正しく取り付ける。
     金具は取付場所や取付方法によって「固定度」が大きく異なってきます。
        ※木ネジは長めのものをご使用ください。
●粘着ゴム
    粘着ゴム(家具や家電製品の転倒防止用)で固定する。
   C家具の配置の見直し
      寝る部屋や出入口付近に家具は置かないようにしましょう。
   D家電製品、ピアノなどの固定
      取扱い説明書、購入した店、メーカーに固定方法を問い合わせましょう。
      (買い替えのポイント)
          テレビやパソコンなど、家電製品の買い替え時には、軽いものを選びましょう。
   E不要な物は捨てる。リサイクルに出す。
      古着・古雑誌など、要らない物は処分しましょう。
      日頃のすっきり生活が、揺れからの避難をスムーズにします。
(2)ガラスなどの飛散防止
■ガラスには飛散防止フィルムをはる。
   ※少なくとも、長くいる部屋(寝室、居間など)や裸でいるお風呂の窓には
      飛散防止フィルムをはりましょう。
■高価な品物は専用パテで固定する。
■食器の飛び出しにも注意する。