「OB−NET」ことはじめ
         <生みの苦しみ>
173号 徳廣孝敏

   高知電友会OBネットが産声を上げたのは平成11年10月であった。
   その夏ニューフェイスの生まれる兆候はあったものの産声を聞くところまでには至らなかった。
   問題点が発生するたびに四国本部の安部副本部長にお出ましいただき、ご無理をお願いしたものであった。
   そのご無理とは、四国一斉にスタートして欲しいということである。
   結局、足並みは揃わず「イラレ」の高知が先行することになった。僅か十七名のスタートとなったがアチラこちらと突き当たりながらも、成長してきた。
   「イラレ」の最たる方は、当時電友会会長の楠瀬邦夫氏と女性大御所の梶田留喜氏でした。
   もう時効になっていると思うのでここで発表させて頂きます。
   有難うございました。
   今日、100名を越える会員を擁する程、急成長を遂げたのはインターネットが時代の二ーズがあったこととは言いながらも
    @会費を無料としたこと
    A自前製作のホームページ(HP)を持ったこと
    Bメーリングリスト(ML)によって、会員の消息がつぶさにつかめたこと。
   その結果はご承知のとおりHPのカウントは76、400、MLは3、228と大成功となった。
   HPについては廣江先輩の持ち前のセンスとプライベート時間を越える努力に負うところが大きい。
   MLのプロパイダーは当初NTT関係会社の利用を考えたが、加入数に限界があったので「yahoo」にした。
   欠点は、記事の下段にコマーシャルが入ることであるが無料だからやむをえない。
   最近暇に任せて「マイドキュメント」を覗いていたら、電友会四国の会報に私の投稿記事が出てきた。
   NTTのサービスが次々と世に出たが、よくもまあ、新物喰いをしてきたものよ。
          @INS
          AフレッツーNS
          BADSL(45M)
          CBフレッツ
          D光プレミアム多小料金が高くつくが便利さには代えられない。
  もう一回だけNGNをやってみたい。
  平成14年夏、会員の誰かがウイルス対策を入れていなかったため、グループに蔓延しウイルス退治に各家庭を巡回したものである。
    このときの教訓で入会時にウイルス対策が出来ているか?又「M」」には「添付」をしないこととした。
    会員の協力を得て現在までウイルスの心配は無くなった。
    現在では、旅の写真などはHP担当の個人メールヘ添付して急場をしのいでいる。
    電友会OBネットの勉強会を月、2回やっているが、パソコンがNTTからのいただき物であり、回線もINSのままであった為、高機能の機械が欲しくなり、電友会にお願いして超高性能の機械に入れ変わった。
    回線もNTTのご理解で「光」に変わった。    なんと言っても動作が速くなったのが嬉しい。
    HP作成の後継者も立派に育ち、現在は何も言うことが無い。、
    通信にかかわるサービスや、設備ともどもまだまだ発展することと思うが、使用料が割高である。
    利用者が増えてくれば自然と値下げにつながると思う。   大いに期待したいものである。
    それにしてもインターネットを始める動機の「ぼけ防止」はどうやら成功したみたい。