定期総会の中止と新年度に当たっての御挨拶
高知電友会 井上淳介 2022.07

   高知電友会会員の皆様にはコロナウィルス禍で大変な日常だとは思いますがいかがお過ごしで
 しょうか。
 この御時世で電友会活動も停滞を余儀なくされ何かとご不便をお掛けしておりますこと、まずは
お詫び申し上げます。

 この度は第59回高知電友会総会につきましても御案内のとおり中止とし、書面による議案審議と
させていただきました。
 そして多くの返信ハガキをいただき各案件とも承認をいただきましたことを心から御礼申し上げま
す。
 今年は2年に一度の役員改選の年でもありましたが、会長、副会長及び役員全員留任の一方、事務
局の拡充を図りました。
 田所幹事(事務局長)、松丸幹事(庶務)、青木敬三幹事(会計)の3人態勢で会員サービス向上に応え
たいと考えております。
 また会計監査として新たに伊藤秀弘さんを迎えました。
 こういう時期だからこそ電友会の目的である会員の福祉の増進・親睦と融和、NTT業務への協力と
いう原点に立ち返り行動しなくてはと執行部一同決意しております。
 会員の皆様の御協力を宜しくお願い申し上げます。
 高知電友会は半世紀以上の歴史があり、この類の組織として誇りを持ってしかるべきだと思います。
 会員数は漸減傾向ながらも850名に及びます。
 先輩諸氏の「これまでに」敬意を表するとともに、我々は「これからに」チャレンジしていかねばなりません。
 課題として3つあげておきます。
 まずは@財務基盤の健全化です。
 会員数の逓減、本部からの補助費の削減、広告収入の減、慶祝・敬弔費の増等により財務が逼迫し
てきました。
 幸い昨年からNTTからの支援策として総会、会報発行費用の半額負担をいただける様になりまし
た。
 また今年からは皆様に御協力いただき、会費の500円UPも実施させてもらいました。
 当面の困難はクリア出来ましたが、今後も会員獲得施策、会報広告営業等長い目で増収、低コスト
化を図るべきだと考えます。
 次にANTTへの協力と連携強化です。
 販売情報等従来型の協力方法はNTTの業務内容の変化もあり、ニーズは低くなってきました。
 今後はNTTのバリューパートナーとして、NTTグループのCSR活動への積極的参加と連携が必要と
思われます。
 また沢山の会員が地域の公的役職等で活躍されておられますが、これ自体がNTTへの貢献にも繋が
ります。
 電友会のアピールポイントとして重要視したいと考えています。
 そしてB会員サービスの充実です。
 会員とのコミュニケーションの充実が基本です。
 会員のふれあい機会が多くなるよう仕向けなければと思っています。
 サークル活動も、ボランティア活動も、親睦旅行も、文化講演会・忘年会も参加者が固定化されて
きています。
 より多くの人が集まり、より楽しめる活動にしたいものです。
 また昨年から女性幹事による「お元気ですかコール」も実施されています。
 地道なふれあいの場として今後とも是非継続していただきたいと思いますし、メンバーの皆様のご
努力に感謝を申し上げます。
 とにかく「集って楽しい電友会」を目指そうではありませんか

 とは言いながらも、例年であれば大勢で盛り上がる総会後の懇親会もなく、淋しい限りです。
 サークル活動も停止中、夏から秋へかけてのボランティア活動、恒例の親睦旅行も怪しくなってき
ました。
 忘年会さえもどうなるのか。
 2次、3次の感染拡大も必須ということで予断を許さない状況は続きます。
 NTT-OBとして、世の先輩として「大人」の対応を心掛けたいと思っています。

 緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ自粛生活は続きます。
 電友会カラオケサークルも停止中ですが、中島みゆきの歌のフレーズが浮かびました。
 「だから今日はくよくよしないで、今日の風に吹かれましょう」

   会員の皆様の御自愛をお祈り申し上げ、定期総会中止と新年度に当たっての御挨拶と致しま
す。