宿毛地区連合会会長として大活躍
                                  森 景信さん(宿毛市)

177号 中西 正弘

 高知県の最西端、宿毛市において、宿毛市地区連合会会長として活躍してい森景信さんの活動を報告します。
 宿毛市地区連合会は8576世帯を7支部146区(町内会)で構成され、地域住民の生活向上のため、福祉、防災、交通安全、祭り等幅広い分野で活動する外、行政と住民との間にたって、コミュニケーション強化に努める等、多くの成果をあげております。
 森さんは、平成13年NTT宿毛営業所の所長を最後に退職しましたが、退職後待っていましたとばかりに地元の住民からの強い要請をうけ、地元の地区長(町内会長)に担ぎ出され、その後持ち前のバイタリティと行動力で平成15年に、宿毛地区連合会副会長に、平成20年には会長に就任し、現在二年目をむかえております。
 今年1月から8月までの活動記録を拝見させていただきましたところ、地区連合会の各種行事はもとより・福祉・人権・交通安全・暴力排除・祭り・観光・防災・各種ボランティア等、延べ76日の稼動で一カ月平均10日と多忙を極めておりました。
 地区連合会会長は、連合会の本来業務の他、立場上多くのあて職を抱えており、人権を守る会会長・暴追協議会副会長・福祉協議会理事・交通安全協議会監事・市行政改革委員・宿毛まつり実行委員会相談役等々、20を越える役職についており、市長並みの忙しさで大変ですと笑っていました、取材後もこれから「開かれた学校推進委員会」に出席しないといけないとあたふたと出かけて行きました。
 会長職はこのような激務のため、行政経験者が多いと聞いている中でこのような要職についた要因を聞いたところ、NTTOBの奥様がすかさず「主人は、人前で話すことが苦にならず話しの内容がおもしろいうえ、世話好きなことから会長に担ぎだされたんじゃない」とのこと、なるほど現役の時の景信ぶしを思い出して納得するとともに、理解ある良きパートナーに支えられているんだなと得心いたしました。
 これだけの大組織で多くの悩みがあると思い聞いたところ、仲間に助けられ特にないが、「アパート等の住民の加入率が低く行政とタイアップする必要を痛感している」とのことで、私達の町内も同じでよく理.解できました。
 このように多忙を極めるなかでの健康の秘訣と電友会メッセージをお聞きしたところ、「健康は、毎日朝晩の散歩、週2回のゴルフ、そして詩吟は高新文化教室幡多予選で入賞し県大会に出場する」とのこと、いずれも徹底しており、同郷の私の友人も何事も徹底してやるタイプと褒めておりました。
 又、電友会の皆様への伝言は「私は、日ごろから、さすがNTT出身者だと思っていただけるよう行動しているし、地元の人を大切していきたい」との伝言でした。
 立派な先輩を取材でき、森さんの第二の人生に幸あれと祈りつつ、ほのぼのとした気持ちで帰路につくことができました。

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