ヨガで地域に貢献

181号 下元康恵さん(土佐市) 

 ヨガで地域を元気にしている下元康恵さんをご紹介します
猛暑の続く八月七日(土)の立秋の日に三本副会長と土佐市高岡町の下元康恵さんを訪ねました。
 当日は無二の親友である塩見文子さんにも同席頂きました。
【ヨガ会場】
 土佐市高岡町の土佐市中央公民館二階の四十畳ほどの部屋には年齢六〇歳から七五歳までの会員十一名が集合しヨガを開始していました。
 寝たり、座ったりし、ゆったりとした動作で深呼吸、手足や腕の上下等で体をほぐし、リラックス運動に余念がありませんでした。特に「逆立ちのポーズ」が印象に残りました。
NTT退職直後】
 下元さんは平成六年NTT土佐営業所閉鎖と同時に退職し、かねて友人から勧められていたヨガに関心をもち入会、現在では指導者としてリーダー的な存在となっています。
 そしてユニバース・ヨガの上級指導員の資格も取得され平成六年から今日までの十六年間世話役として毎週一回開催されるヨガ教室を取り仕切っています。
 そして在職中からお互いの気心の知れた土佐市食生活改善推進委員会会長でもある塩見さんとともに百歳体操にも毎週一回挑戦されているとのことです。
 下元さんはこのほか高善寺檀家の婦人会長としてニケ月に一回の奉仕や、歩こう会(松葉会)で毎月一回ハイキング等で忙しく、龍馬伝流にいえばマイクリマール毎日とのことです。
毎日の日課】
 朝四時ごろ起床し高知市内に通うお孫さんの弁当を作ることから始めて、自宅のたばこ自販機の管理、洗濯等家事全般、その他は前記のようなボランティア活動で就寝は午後十時ごろとのことです。
ご家族の今後の目標】
 夫婦とお孫さん三人が元気で仲良く暮らし、介護施設等には出来る限り入らずに、国保もなるだけ利用せず百歳以上元気で健康に老いたい
とのことです
電友会員への期待・要望】
 規則正しい生活と、出来るだけ塩分控え目、健康第一、困った人々に手をさしのべ、気配り、生きていくことに感謝、物を捨てないこと、と彼女の日頃の心と体の健康法の実践を語ってくれました。
取材を終えて】
 下元・塩見さんは筆者も土佐営業所で三年間仕事をご一緒しましたが、仕事に対する情熱や気概・気配り・元気さは当時のままでお二人とも年齢を感じさせない様子で、百歳も二百歳も元気でエンディングノートの必要性は当分ないのではないかと感じました。
 ボランティアはボケンティアに通じるといいますが、今後益々お二人、力を合わせて地域興しや地域の人々の健康増進に寄与されますようにと願い高速道路を走りながら「女の道は一本道でございます」というテレビドラマのセリフを思い出しながら帰路につきました。  (黒岩記)

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