お元気ですか・タイトル
  腹話術を始めて二十五年
  その昔、今では懐かしい響きの監査の仕事で「0度数」が続くお客様に電話をすると、必ず一人暮らしのお年寄りが電話に出られ、家を離れて暮らす息子や嫁からの電話を待っているとのこと。
 電話の発信は一切しない人が多々おられ、心が痛みました。
 「一人暮らしのお年寄りに何かをしたい」と常々思っていた折、毎年見ていた一月十五日の青年の主張で高知の青年が、腹話術の人形を抱えて舞台に立って話しかけた時、私の心は強く打たれ「よし!これだ」と思い、以来、高知支部の会員になりました。
 師匠は落語家あがりの牧師さんでした。始めた頃は担当の電話教室の中でやらせてもらったり、小学校では子供たちが人形の後ろに廻り、「カセットがはいっちゅうが」と言ってもらえたり、一人暮らしのお年寄りには「その物を言う人形を分けてくれ!」と足を引っ張られ、「これはすごく高いよ」と言えば「金はある!」とまで言われて、涙が出そうな日もありました。
 何はともあれこの不況の世の中、人が笑って喜ぶ顔を見る時、それはまぎれもなく、ボランティアではなく、私自身がなぐさめられ生きる力をもらえるのです。そしてもう一つこれからは私自身の老化防止にますます役立つこと間違いなしです。
今日もまた♪お声をおかけくだされば笑いをとりに参ります♪
岡本朗子
(香南市)

第174号掲載
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 日々を大切に楽しんでいます
  皆様お変わりございませんか。ご無沙汰をしております。
最近は地球温暖化の影響がもろに出だした気象状況で、四季の移り変わりをあまり感じない一年ですが何とか頑張って過ごしております。
 退職してから早くも二十七年、プロ野球のキャンプの時期には、その練習模様を見に行ったり.しています。
 若いときは軟式野球に懸命に取り組み練習をし、レク試合をしたことでした。今ボールを投げたらどんなことになるかと、ふと考えた事もあります。
 思い出はいっぱいあります。
 これからも日々を大切に楽しんで生きたいと思います。
 寒い季節となりました。皆様も体には十分気をつけられてお過ごしください。
浜崎信雄
(高知市)

第174号掲載
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まだやりゆうぞね!謡会
  或る日、電話のベルが鳴った。何事かと出てみると「私は電友会の○○です。会報の「お元気ですか」の項に、近況を投稿してください」という。私は気が弱いのですぐによう断らず「あのう〜、そら困ったよ」と言ったところ、「提出日は、O月末です。期日までにお願いしますね」と一・言われ久方ぶりの話をしているうちに電話は切れた。
 それから何を書くかと、幾日も困った末、やっと思い当たったのは、五十有余年、毎月一回催してきた「いの謡会」の話を書くことにしました。
 発会時(昭和二十八年)には会員も多くいましたが、歳月の過ぎると共に、鬼の国より使者が来て、一人また一人と連れ去られ、今は淋しく三人となりましたが、その後入会する人もいて、今は七〜八人の会です。
 月一度、互いの元気な顔を見、謡二曲を謡い、来月もやるぞの繰り返しです。
 此の古い三人のうち私が一番年下で、もう五十余年もの間、万年二等兵です。
 古顔が「謡六十年の会をやる。おんしが一番若いき、くたばるなよ!」と言う。年長者が二等兵に「こらやるぞ」と言ってく渇ので、若い私がくたばるわけにいかんので、困っている毎日ですが、六十年記念の会は盛大にやろうと思っています。
 皆様お元気で。 
田村耕助
(高知市)

第174号掲載
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  「元気」これ最高の幸せ
 
  皆様お元気ですか。退職して早いもので十五年を迎えています。
 最近は先輩の計報に接する機会が多く心を痛めています。
 さて、私は現在、健康保持に努力中です。皆様の参考になればと書いてみます。
(野良仕事)
 野菜作りに暇さえあれば出かけています。特に気をつけている事は有機栽培を心がけ肥料作りから手がけています。自家用はほとんど買うことはなく菜食主義に徹しています。
(思考力を養う)
 趣味の延長ですが、仲間と毎週日曜日は午後二時から碁を楽しんでいます。棋力の方はお恥ずかしい限りですが一向に上達しません。
(地域活動)
 自治会活動を五年間役員として働き、今年から菊の森で菊作りの手伝いに参加しています。菊作りでは県下でも屈指の指導者の指示通り作業をするので、物作りでは参考になることが沢山あります。
(造園業の手伝い)
 友人が経営している造園業で年二回、一ヶ月〜二ヶ月の間、主に樹木の選定作業の手伝いに行き、小遣い稼ぎもしています。専門家なので健康だけでなくいろいろな面で勉強になることばかりです。
 四点を中心に書いてみましたが、要するに自分の身体を動かす事と、自然体で毎日を楽しく過ごすことが健康保持の要だと心に決めて暮らしています。
皆様のご健康を心からお祈りいたします。
明坂義香
(高知市)
第174号掲載
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 昼夜が反対の生活です
 早いもので、退職してもう八年が過ぎようとしています。
 退職する1年半ぐらい前に胃ガンで胃を摘出した私は、第二の職場を、家族がやっていたお好み焼き店を手伝うこととし、退職に合わせて野市に二店舗目を出店し、現在に至っています。
 ただ、ここ12年位前からは、店を手伝っている娘に子供(孫)が出来たため、娘に代わって孫の守をする事となり、殆んど店には出ていませんが、少し変わった私の一日を紹介します。
 朝は10時からスタートします。11時から昼の営業が終わる14時30分までは、娘に代わって、孫(二人目で五ヵ月の女の子)の守です。
 その後、17時までの間、昼食、洗濯物の取り入れ、また、日によっては、地元のお百姓さんと契約しているネギ、キャベツ等の収集等の雑用もこなします。
 17時からは、アルバイトの人達が揃う18時30分位まで店を手伝い、一旦帰宅し、夕食、休息の後、21時の閉店時間に合わせ、山田店、野市店の売上を集金します。
22時30分からO時30分の間は、野市町にある黒潮温泉のサウナで過ごした後、売上・
仕入伝票の整理・記帳と言った会計処理を行い、2時ごろから、パソコンをいじくってだいたい4時ごろ寝るという昼夜反対の一日を、元気に過ごしています。
 一つ悩みは、人と反対の生活をしているため、ゴルフ等、色々な行事等になかなか参加できない事と、限られた人としか会えないことです。
皆様、近くへ来られる事がありましたら是非とも声を掛けていただくようお願いします。
野村和彦
(香美市)

第174号掲載
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