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吉田 冨三郎
(高知市)
第222掲載 |
『歳を考えて行動しなくては』
病気は普段通り沢山あるが、雨、風、波のない日は大抵釣りに行っている。
今日は病気の事は置いておいて、この間の釣りの帰りがけに、一つ勉強した事を書く。
少し高い土手から駐車場に飛び降りる時、いつも奇麗に着地できていたのに、その日に限ってバランスを崩し、一瞬ハッとした。
次の瞬間右足が地に着き助かった。
近くで見ていた人が「もう少しで骨を折りよったねえ」と言った。
歳を考えて行動しなくては、とつくづく思った。
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村山 定子
(高知市)
第222掲載 |
『スポーツクラブに八年』
私の住む町はバスに遅れると一時間待ち。
バスが見えて走り出した私。
見ていた乗客から声がかかります。
「貴女随分走ったね」「運動になりました」「マアこの人息も切らしていない」何故だ?スタジオのエアロビクスの効果?ゆるい動きに始まり、段々鍛えられてゆきます。腹筋なら二〇回背筋なら五〇回マット体操はテレビで先生が終日指導。
ちょっとのぞいてみませんか!
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三本 栄子
(いの町)
第222掲載 |
『七回目の牛の年』
年を重ねるごとに、牛の気性も穏やかになり、今では「赤べこ」(福島県会津の民芸品)の様に可愛く優しい、厄を祓う気質となっている。
(ウフフ)
今までいたって元気で過ごして来たが、最終章に来て、大病を患い、残り少ない人生を病と共に悔いのない日々を過ごしたいと、又楽しく生きた証しを、実感したいともがいている。
(まだもがく元気が少し残っている様だ)
コロナ禍の中で、今出来る力で頑張ろうと思っている。
私の毎日(身を労りながら、カーブスストレッチ体操、手芸教室、活花教室、絵画教室)等なんとかこなしている今日この頃です。
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間ア 登美恵
(高知市)
第222掲載 |
『何事も楽しみながら』
退職して三十六年、椎間板ヘルニアや脊椎の骨折の後遺症に悩まされ乍らも元気です。
病気持ちの老猫の世話をし乍ら幾つかの趣味に忙しい毎日です。
それぞれの趣味の仲間に支えられておりますこと感謝しています。
何事も楽しみ乍ら健康に暮らす事を心掛けて子供達に心配かけないようにしたいと思う。
コロナの流行以耒窮屈な生活の中、友人や地域の皆さんにマスクを七十枚以上縫いました。
コロナの一日も早い終息を願っております。
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山中 淑
(高知市)
第222掲載 |
『不具合が多くなりました』
七回目のうし年を迎えました。
体のあちこち不具合が多くなりました。
転ばないよう、そろそろと歩いていますが、思い切り転びました。
身の回りに不要な物が増えました。
ごっそり処分して、ささやかな快感を味わっています。
コロナで我慢の日が続きます。
皆様どうか元気にお暮し下さい。
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澤田 啓
(高知町)
第222掲載 |
『日々平々凡々と』
私は八十三歳の高齢になりました。
幸いなことに健康にめぐまれ悪いところもなく、日々日々平々凡凡と暮らしております。
趣味は油絵を描くことと社交ダンスですが、その活動も年々おとろえてきています。
今年一年、大したこともなく一年が過ぎました。
しかし、この平凡さが大切なのかもしれません。
来年は何か新しいことをしたいと思っていますが、思うだけで終わるのかもしれません。
皆さんよいお年をおむかえください。
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杉本 价寛
(高知市)
第222掲載 |
『幸せなことです』
退職して18年、月日が経つのは早いものです。
現役時代95キロもあった体重が、今は58キロ。
身長も3センチ低くなり、完全に老人の体型です。
今年二月に84歳となります。
諸々の病気を経験しながら、この年まで生き延びているのは幸せなことだと思います。
天気の良い日は、妻の運転でドライブを楽しみ、週二日は半日デイサービスに通っています。
これからは精々好きな事をして、余生を過ごしたいものです。
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